僧堂から帰ってきた息子と、毎週法事をすることになって2ヶ月がたとうとしている。
お檀家さんから、「なんという名前で呼べばいいのでしょうか」と。
宗派では、「新命(しんめい)さんという呼び名があります」と答えたものの、この呼び名で私から呼ばせることに抵抗感があった。

「新命さん」という呼び方は、とても、ピッタリだと思うものの、世間では知られていない呼び名だからだ。
新命さんは、私たちからの呼び名であるのだが……

お檀家さんに言った言葉です。
「私はこう思っています。
これからたくさん、新命さんと接するでしょう。接した人たちが、彼を、お寺の次の世代だと、多くの人が認めたとき、自然と呼び名が決まってくると思っています」と。
そうしたら、お檀家さんが、「これから新命さんと呼びます」と、笑顔で言ってくれた。

すると、新命は、「住職がいるかぎりは、歳を取って、お爺さんになっても、新命は新命なのです」と。

私はひそかに、彼の代になってお寺は大きく栄えると思っている。
2010.09.20 Mon l うつつ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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