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終の棲家は決まったが、いつなのかは決まっていない。



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無所有
信州に白樺高原という高地があるそうだ。
私はその場所に行ったことがないけれども、今朝のNHKのテレビで、美しい映像を流していた。
多くの鳥たちの、渡り鳥の行き交う場所としてあるという。
高い山脈に阻まれずに日本列島を南北に行き交うことができる、鳥たちの街道だ。
上昇気流が強く、大きな鳥たちにとっては、羽を休ませて、一気に、南に、北に向かわせる、それは、地点なのかな……。

そんな鳥たちの映像を見ながら、なんと、無所有な鳥たちゆえに、羽ばたく姿が、実に自由で美しいと想う。
だが、その鳥たちは、過酷な自然に生きるか死ぬかをかけて生きる姿でもある。それゆえにさらに美しい。
小さな鳥たちも、低い低木の枝に身を休めたかと思うと、群舞として黒い影のように踊る姿となって去って行く。

そんな鳥たちの姿を鑑賞しながら、ふとわが身を想う。
地べたに張り付いて、無縁社会といいながらも、周囲と関係しなくては生きて行くことの出来ない人間の……。
地べたに這いつくばり、大空に昇ることのできない宿命を持つかの我々の姿は、鳥たちにとって、どう映るのだろうか?

持つことから転向できない意識を、生ぬるい生き方と見るだろうか?
みずからお前たちも俺たちと同じように飛んでみろとあざ笑うか?

網代笠にしゅ杖、そして草鞋すら捨てて、大空を歩めと言うのか?

お前らも、我々人間と同じように生きてみるか?と、問いかけてみる。
鳥たちは、その問い自身が、鳥であることを否定することを知っている。だから大空を舞うのだ。
「行方も知らぬ我が思いかな」

人間と一緒に暮らすカラスが、一斉に非難して騒いだ。

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