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終の棲家は決まったが、いつなのかは決まっていない。



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戸別訪問の彼は
多分2年以上前からのことだろうか。
私の奥さんは、怖いから寄せ付けないでと、喜ばないのですが、一人の親しいホームレスが時々訪ねてきます。
一年中黒く日焼けして、笑うと笑顔が可愛い、静岡出身のYさんです。
年齢は40歳半ば、やせて、トボトボ歩きます。
真夏も、一年中かも、長袖のジャージのような、そして運動靴姿です。

住んでいるところは、錦糸公園だったり、まあアチコチのようです。
ねぐらを訪ねたことはないのですが、結構、住人達にも規則や暗黙のルールがあるような気もいたします。

はにかむ様子は、まさに、社会から置き去りに去れても、道ばたに咲くカレンな雑草の小さな花の強さを持っています?

彼には、日頃、区の福祉事務所に行って相談員と面談したらと誘ってています。

まあ、自由のような、根無し草のような生活から抜け出せばとも思いながらも、半分、その自由さにヤッカム気持ちもあります。
その彼が、いつか公園で、道ばたで、死んでいる姿を想像することもありです。
厳しい状況であることは間違いないし、今日の一日を生きることが常に課せられているともいえます。

彼が来るときは、いつも、ギリギリで困ったときです。
数日前、その彼が、ニコニコしながら言いました。
「区役所に行ってきました。生活保護一回で決まりました」と。

「話をする内に、すべての条件を満たしていると言ってくれました」

「そう。それで住むところは、Sさんという相談員が探してくれるそうです」と。
「いい相談員に巡り会えてよかったね。それじゃ、そこで体力をつけて、それから仕事をさがしたらいい。」と。

いつになく真新しいような紺のジャージを着ていた彼、「いいじゃない、似合っているよ」と肩をたたく。
「いただいたんです」と。

彼らの戸別訪問は、今は、嫌われてそう多くの戸口をたたくことはないと思うのだが、僕らも彼らと同じ地域という世界に生きている仲間だ。

「新しい住み家になれたら、また顔を見せてね」と別れた。

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