中国で、達磨大師から三人目の祖師が、三祖僧璨禅師です。

信心銘という文章を残しています。

冒頭の文は、信心銘の中の一文です。毎朝この文章もお経として唱えています。

現前は、今という一瞬のことで、その現前に対し、順縁であっても、逆縁であっても、そのどちらでなくとも、今をかかえて生きろというのです。

鎌倉円覚寺の横田南嶺老師は、(こころころころ:青幻舎)と語っていました

《お釈迦さまは、一番信頼していた弟子の舎利弗と目蓮を、自分より先に亡くしてしまいます。

とりわけ目蓮尊者はひどく暴行を受け、最後は身体の姿形がわからないほどでした。

お釈迦さまは「目蓮ほど修行をした人でもそんな目にあってしまう」と涙を流されたそうです。

お釈迦さまでも、あらゆる人の病気や災難を全部救うことはできません。

どうにもならないものをかかえて生きているからこそ、人の苦しみを我が苦しみとして受け止め、寄りそう慈悲の働きがでてくるのです。》
2017.12.01 Fri l こころ l top