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今年の4月から青少年対策富岡地区委員会という地元組織に参加して、とにかく1年は委員として奉仕しようと決めました。
7ヶ月経って、小中学校などの現況に触れるほど、この変わりゆく姿に危機感を覚えます。

平成30年10月25日、全国国公私立小中高等学校の「平成29年度児童生徒の問題行動・不登校生徒指導上の諸課題に関する調査結果」を文科省が公開したことを知りました。

 この調査は、暴力行為、いじめ、出席停止、長期欠席、自殺教育相談、中途退学などを全国の小中学校と高等学校に対しておこなったものです。調査の結果を拾ってみました。

1)小・中・高等学校における,暴力行為の発生件数は63,325 件(前年度59,444 件)であり,児童生徒1,000 人当たりの発生件数は4.8 件(前年度4.4 件)である。

2) 小・中・高等学校及び特別支援学校におけるいじめの認知件数は 414,378 件(前年度 323,143件)と前年度より91,235 件増加しており,児童生徒1,000 人当たりの認知件数は30.9 件(前年度23.8 件)である。
なお,前年度調査における児童生徒1,000 人当たりの認知件数の都道府県の差が,最大で19.4倍となっていたところ,今回の調査結果では12.9 倍となっている。都道府県の差がなくなっている。そして、いじめ防止対策推進法第 28 条第 1 項に規定する重大事態の発生件数は474 件(前年度 396 件)である。
いじめ防止対策推進法に関する「地方いじめ防止基本方針」等の策定又は設置状況は,次のとおりである。

3) 小・中学校における,長期欠席者数は,217,040 人(前年度206,293 人)である。
このうち,不登校児童生徒数は144,031 人(前年度133,683 人)であり,不登校児童生徒の割合は全体の1.5%(前年度1.3%)である。

4) 高等学校における,長期欠席者数は,80,313 人(前年度79,391 人)である。このうち,不登校生徒数は49,643 人(前年度48,56

5 人)であり,不登校生徒の割合は全体の1.5%(前年度1.5%)である。
5) 高等学校における,中途退学者数は46,802 人(前年度47,249 人)であり,中途退学者の割合は全体の1.3%(前年度1.4%)である。

6) 小・中・高等学校から報告のあった自殺した児童生徒数は250 人(前年度245 人)である。小・中・高等学校及び特別支援学校における,いじめの認知件数は414,378 件であり,
  この認知件数は,小学校317,121 件(前年度237,256 件),中学校80,424 件(前年度71,309件),高等学校14,789 件(前年度12,874 件),特別支援学校2,044 件(前年度1,704 件)。全体では,414,378 件(前年度323,143 件)。

 さて、全国小学校児童数、6,463,416名中、不登校は例年更新して35,032名です。中学校では、3,357,435名中、108,999名でした。

 記載されていた平成3年度の小中学校児童生徒合計が、14,345,743名で、不登校児童生徒数は66,817名なのです。
平成29年度小中学校児童生徒数の合計は、9,820,851名で、不登校児童生徒数は、144,031名です。
子ども達が減少したにもかかわらず、不登校児童生徒数は3倍近く増えています。

病気や経済的理由による欠席は、不登校として扱われていません。少しでもいじめの傾向があれば児童や生徒の命を守るために警察や児童相談所に通報されるようになったことも増員の影響結果となったようです。
この結果、長期欠席者の合計は206,293名で、そのうち何らかの病気による長期欠席者は45,362名ですので、経済的理由や不登校などの欠席者は、160、931名にもなっています。

また10月30日、文科省が、「教員勤務実態調査平成28年度分、分析結果および確定値公表」と発表しました。

その内容は、毎日新聞の夕刊速報によると、『1日の平均実勤務時間は11時間17分。職種別で見ると、最も長いのは「副校長、教頭」で12時間33分。1日8時間労働とすると、連日4時間半の残業をしていることになる。月20日間の勤務と考えると、「過労死ライン」の80時間を大きく上回る計算になる。過重勤務の防止に向け必要な対策を尋ねると、教職員の78.5%が「教員の増員」と圧倒的。次いで多かったのは「学校行事の見直し」(54.4%)、「教員同士のコミュニケーション円滑化」(43.1%)。「校内会議時間の短縮」も38・8%を占めた』と、記事でした。

今年、小中学校校長先生、副校長、教員の先生方の表情を見たりしたものの、その穏やかだった様子が変わってくるような、そして、この数字に上乗せされた数字が出ることは確実のような気がします。

全国の小中学校高等学校の悩みは、地域の悩み、家族の悩み、ご両親の悩みと共有することが何よりも、他人事ではなく、必要なことだと思うのです。

 世界は違いによって成り立っていますから、その違いをそれぞれの人が等しく観察し受容したとき、平等な世界が実現します。
また、私たちは、他人の違いはよく見えますが、よく観察できますが、自分の違いはなかなか見えないものなのです。

 このことは、私とは他人と比較できることが難しいことからではないでしょうか。自分自身の変わりゆく姿と意識の持ち方は可能性を秘めています。変わりゆく私という違いは、変わり続けることで成り立っているからです。それは、どう私が生きるか、生きる私と、常に今、問われているからです。
2018.10.31 Wed l うつつ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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